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  3. 国際交流

国際交流

新潟大学農学部は、グローバル化への対応を年々強化してきており、現在までに、アジア地域・スペイン・ロシアの8大学・2研究所との間で学部レベルでの交流協定を締結しています。また、農学部が責任部局となって13大学と大学間交流協定を結んでいます。当学部では、これらの大学との間で教員と学生の相互訪問や学術交流が活発に推進されています。また、当学部の教員は、世界各国からの留学生を受け入れる一方、各国の大学・研究機関等との国際共同研究も非常に活発に行っています。

部局間交流協定締結校との交流

本学農学部は、次の8大学・2研究所との間で部局間の学術交流協定を結んでおり、活発な国際交流活動を展開しています。

学術交流協定締結校(部局間)

  • ボゴール農科大学(Bogor Agricultural University, インドネシア)
  • モンクット王トンブリ工科大学(King Mongkut’s University of Technology Thonburi, タイ)
  • 嶺南大学校自然資源大学(College of Natural Resources, Yeungnam University, 韓国)
  • 東北農業大学(Northeast Agricultural University, 中国)
  • 寧夏大学(Ningxia University, 中国)
  • 内モンゴル農業大学(Inner Mongolia Agricultural University, 中国)
  • ナバーラ国立大学(Public University of Navarre, スペイン)
  • タイグエン大学(Tay Nguyen University, ベトナム)
  • 全ロシア大豆研究所(All-Russian Scientific Research Institute of Soybean,ロシア)
  • ロシア沿海地方農業科学研究所(Primorsky Scientific Research Institute of Agriculture,ロシア)

大学間交流協定締結校との交流

農学部が責任部局となって大学間交流協定を結んでいる大学として、次の13大学があり、教員と学生の相互訪問や共同研究が活発に推進されています。

  • ワーヘニンゲン大学(Wageningen University, オランダ)
  • 中国農業大学(China Agricultural University, 中国)
  • コンケン大学(Khon Kaen University, タイ)
  • カセサート大学(Kasetsart University, タイ)
  • チェンマイ大学(Chiang Mai University, タイ)
  • アンカラ大学(Ankara University, トルコ)
  • 中東工科大学(Middle East Technical University, トルコ)
  • エーゲ大学(Ege University, トルコ)
  • モンゴル生命科学大学(Mongolian University of Life Sciences,モンゴル)
  • マレーシアプトラ大学(University Putra Malaysia,マレーシア)
  • ロシア沿海州農業アカデミー(Primorskaya State Academy of Agriculture,ロシア)
  • ロシア極東国立農業大学(Far Eastern State Agricultural University,ロシア)
  • ハノイ工科大学(Hanoi University of Science and Technology, ベトナム)

学生交流に関する協定

交流協定を締結している上記の23機関のうち、ボゴール農科大学、ワーヘニンゲン大学、全ロシア大豆研究所、ロシア沿海地方農業科学研究所を除く19大学とは、学生交換交流に関する協定も結んでいます。これら19大学のいずれかに当学部の学生が留学し、先方で単位を取得した場合、一定の条件を満たせばそれらの単位は新潟大学農学部の単位として認定されます。

農学部関係教員の留学生の受け入れ

平成28年12月現在、農学部関係の教員の元で、44名の留学生が研究・勉学に励んでいます。国別の留学生数は以下の通りです。

  • 中国(18名)
  • ロシア(8名)
  • タイ(6名)
  • バングラデシュ(3名)
  • エジプト(2名)
  • ベトナム(1名)
  • モーリシャス(1名)
  • スリランカ(1名)
  • モザンビーク(1名)
  • ナイジェリア(1名)
  • 韓国(1名)
  • アメリカ合衆国(1名)

その他にも、パキスタン、ブラジルからの客員研究員や、スペイン、トルコ、ロシアの国籍を持つ特任教員も在籍しています。このように、新潟大学農学部は、積極的に各国からの留学生・客員研究員を受け入れていますが、国際性を有し、多様な異文化を理解して世界で広く活躍できる人材を送りだすことも農学部の大切な役割です。

平成27年度の国際交流活動

平成27年度の大きな出来事は、平成27年7月19日〜22日に第5回農学部国際シンポジウム「農業におけるグリーンテクノロジー」をタイ・チェンマイ市で開催したことです。このシンポジウムは、農学部が主催し海外の交流協定校から代表を招聘する形で2〜3年ごとに開催するものです。シンポジウムでは、アジア地域での食料生産と環境保全に関する最新の話題を提供しあい、資源と環境問題への今後の展望を議論します。今回は、チェンマイ大学農学部を現地主催者として開催し、交流協定校である寧夏大学(中国)、カセサート大学(タイ)、タイグエン大学(ベトナム)、モンゴル生命科学大学、プトラマレーシア大学から代表を招聘しました。参加者は総数約90名で、農学部からは学生30名、教員13名の計43名が参加し、学生は全員口頭あるいはポスターで研究成果を英語で堂々と発表しました。その他にも、ロシア沿海州農業アカデミーのサマースクールに5名の学生が参加し、平成28年1月には「農と食のスペシャリスト養成プログラム」の取り組みで、大学院生17名をタイに8日間派遣しました。さらに、同年2月にはマレーシアで開催される世界農学学生会議に学生を9名派遣しました。

また、トルコを交流の対象国として平成27年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に「経験・知恵と先端技術の融合による、防災を意識したレジリエントな農学人材養成」と題する事業が採択され(連携大学:福島大学、アンカラ大学、エーゲ大学、中東工科大学)、平成28年度から本格的な学生交換が始まっています。
※詳細はこちらよりご覧ください(外部のWebサイトが開きます)。

「GLocal Age 2020」へ

平成27年12月2日には、恒例の農学部留学生と指導教員との交歓会を開催しました。留学生とそのご家族、留学生の世話役の日本人学生、指導教員など多くの方々が参加し、交流を深めました。留学生の国籍は、中国、ロシア、バングラデシュ、ベトナム、モーリシャス、スペインと多岐にわたり、改めて農学部の国際色の豊かさが再認識される会となりました。

  • 第5回農学部国際シンポジウム(1)
  • 第5回農学部国際シンポジウム(2)

第5回農学部国際シンポジウム(平成27年7月、タイ・チェンマイ)

  • 農学部留学生と指導教員との交歓会
    農学部留学生と指導教員との交歓会(平成27年12月2日)
  • 「大学の世界展開力強化事業」で実施した短期プログラムに参加したトルコ人学生たち
    「大学の世界展開力強化事業」で実施した短期プログラムに参加したトルコ人学生たち(平成28年7月27日)

平成27年度の国際共同研究実施状況

1.鳥類のカルシトニン受容体遺伝子の解析

■杉山 稔恵
米国、ペンシルバニア州立大学
生物化学および分子細胞生物学学科

2.タイの湿地環境における環境適応型作物―浮稲―の生理・生態的研究

■渡邊 肇
国際イネ研究所、タイ、プラチンブリイネ研究所、タイ、農業局植物雑草研究所

3.アフリカの氾濫低湿地における低投入稲作技術体系の開発

■渡邊 肇
ガーナ、アフリカサバンナ農業研究所、日本、国際農林水産業研究センター

4.アブラナ科植物の病害抵抗性遺伝子解析

■岡崎 桂一
バングラデシュ、バングラデシュ農業大学、中国、東北農業大学

5.バイオマスの有効利用による農村環境改善に関する日本国際協力機構プロジェクト

■高橋 能彦
■韓 東生
中国、東北農業大学

6.アジア原子力協力フォーラム(FNCA)における放射線育種プロジェクト

■西村 実
バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナム

7.ベトナムにおけるゴムの木及び微生物由来キチン分解酵素に関する研究

■渡邉 剛志
■鈴木 一史
ベトナム、タイヌエン大学バイオテクノロジーセンター

8.大腸菌Csrシステムによる転写後制御機構

■鈴木 一史
米国、フロリダ大学微生物細胞科学科

9.東南アジアにおける熱帯林の農業利用に伴う土壌肥沃性の多角度からの評価と修復

■野中 昌法
インドネシア、ランポン大学土壌学科

10.クルクマの窒素吸収と代謝の研究

■大山 卓爾
■大竹 憲邦
■末吉 邦
タイ、チェンマイ大学農学部

11.バイオ肥料の有効利用に関するアジア原子力協力フォーラムプロジェクト

■大山 卓爾
中国、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム

12.動物細胞オートファジーとアミノ酸のシグナリング機構

■門脇 基二
イタリア、パドバ大学生物化学科

13.米タンパク質の生理的機能性に関する研究

■門脇 基二
中国、ハルビン工業大学食品科学工程学院

14.植物と微生物における糖代謝制御に関する研究

■三ツ井 敏明
スペイン、ナバーラ大学/CSIC農業バイオテクノロジー研究所

15.テルペノイド生合成酵素の構造解析および触媒機構の解明

■星野 力
■仲野 千秋
中国、中国科学院天津工業生物技術研究所、米国、イリノイ大学化学科

16.畜産物の高品質化技術の開発

■西海 理之
中国、内蒙古農業大学食品科学工学院

17.食肉タンパク質の高圧ゲル化機構ならびに畜産副生物の有効利用に関する共同研究

■西海 理之
中国、合肥工業大学生物工学および食品工学院

18.トルコの劣化土壌におけるアーバスキュラー菌根菌共生と土壌修復への応用

■野中 昌法
■原田 直樹
トルコ、アンカラ大学農学部

19.中国のアルカリ塩類土壌におけるアーバスキュラー菌根菌の生態学的研究

■野中 昌法
■原田 直樹
中国 黒竜江省水利科学研究院および東北農業大学

20.多孔質体内における粘性流体の運動機構の解明

■粟生田 忠雄
オランダ、ワーヘニンゲン大学環境科学部

21.農薬の目的外飛散低減の技術開発に関する研究

■中野 和弘
■大橋 慎太郎
中国、中国農業大学農業水利土木学院

22.農産物品質の非破壊評価法の開発

■中野 和弘
■大橋 慎太郎
中国、寧夏大学農学院

23.収穫後農産物の品質管理技術の開発

■中野 和弘
■大橋 慎太郎
タイ、チェンマイ大学農学部

24.収穫後の農産物の品質評価に関する研究

■中野 和弘
■大橋 慎太郎
タイ、モンクット王トンブリ工科大学生物資源工学科

25.森林が積雪・融雪流出・洪水特性に与える影響

■ウイタカ アンドリュー
米国、ワシントン大学工学部、カナダ、ブリティッシュコロンビア大学林学部

26.メラピ火山2010噴火に伴う流域の水文環境変化と土砂災害に関する調査研究

■権田 豊
インドネシア,ガジャマダ大学土木学科

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