新潟大学|地域連携フードサイエンスセンター
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新潟大学地域連携フードサイエンス・センター
シリーズ講演会「食品のサイエンステクノロジー」
第13回(平成 22年 6月 25日)
テーマ「食で守るわたくしたちの健康」
講演 1) 「食物アレルギーの基礎と食事療法の実際:食品の低アレルゲン化の臨床応用も含めて」
伊藤 節子氏 
(同志社女子大学 生活科学部食物栄養科学科 教授、小児科医)
2) 「食品表示の意義と理解促進のために」
池戸 重信 氏 
(宮城大学 副学長、食産業学部 教授)
 当センターでは、食品関連分野の基礎的な知識を深めていくために、各分野の専門家をお招きし、シリーズ講演会を開催しています。
第13回講演会では、テーマを食品アレルギーと食品表示とし、同志社女子大学伊藤節子教授と宮城大学池戸重信副学長よりご講演を頂きました。食品関連企業、栄養士、学校関係者を含む約105名の参加を頂き、活発な質疑が行われました。当日は新潟県立大学の渡邉令子教授にコーディネータをお努めいただきました。渡邉先生、講師をはじめ関係者に御礼申し上げます。
会場風景
コーディネータ渡邊教授
センター長 挨拶
講師 伊藤節子教授1
講師 伊藤節子教授2
講師 池戸重信教授1
講師 池戸重信教授2
副センタ―長 閉会挨拶

【講演要旨】
1) 食物アレルギーの基礎と食事療法の実際:食品の低アレルゲン化の臨床応用も含めて

伊藤 節子氏 (同志社女子大学 生活科学部 食物栄養科学科 教授)
 アレルギー性疾患の治療の原則は原因への曝露の回避であり、食物アレルギーの場合には原因と診断されたアレルゲンを含む食品の除去、即ち必要最小限の食品除去が基本となる。その方法としては、1)原因抗原を含む食材を用いないで調理する、2)調理の工夫や副材料により食品の低アレルゲン化を行う、3)低アレルゲン化食品の利用をあげることができる。食事療法の実際と乳幼児期の食物アレルギーの原因としてもっとも頻度の高い卵に関する調理条件や副材料の工夫による低アレルゲン化を中心に講演する予定である。
2) 食品表示の意義と理解促進のために

池戸 重信氏 (宮城大学 副学長、食産業学部 教授)
 食品供給者にとっての「表示」は、消費者への情報提供手段として本来「重宝な」存在でしたが、頻発する不正事件等のために、ルールは厳しくかつ複雑化の一途をたどり、今や「やっかいな」存在となりつつあります。一方、消費者はどの程度ルールを理解し活用しているでしょうか? 本講では、「表示」の機能と役割について原点に立って考えてみることにします。また、クイズなどもまじえ、今後の食生活での活用方法についても解説します。

関連項目
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