新潟大学|地域連携フードサイエンスセンター
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大学生のための食育セミナー

食育セミナー当日の様子(過去の開催について)

講演1 「味噌・醤油から新潟を考える」

講師:前 新潟県立大学・人間生活学部・健康栄養学科   渡邊 令子

大学生における朝食の欠食状況

  • 約4割の学生が欠食。そのうち、「週4日以上食べない」欠食者が約2割。
  • 欠食の状況は、上級学年(3・4年生)、男子学生、1人暮らし、アルバイト有ほど、欠食頻度が高い。
  • 朝食欠食の主な理由は、回答が多い順に3位まであげると、①もっと寝ていたいから、②身支度などの準備で忙しいから(特に女子学生)、③朝食を食べるのが面倒だから。

※出典:内閣府「大学生の食に関する実態・意識調査」2009年
 群馬県健康福祉部「大学生の食に関する実態・意識調査」2013年

朝食の重要性

朝食の欠食は、1回の食事の摂取量が多くなり、過食につながる可能性もあることから肥満等の生活習慣病の発症を助長すること、疲労感など不定愁訴の増加(体調不良)など、科学的根拠をふまえて多くの問題点が指摘されている。

  • 朝食(breakfast)とは断食後、初めて食事をとること
     “fast”の意味は、「断食、絶食、断食の期間」で、“break”は「・・を破る、こわす」
  • 体内時計と食事のリズム
     睡眠、体温、ホルモン分泌、代謝 摂食・飲水行動など、重要な生理機能は地球の自転に対応するため、約24時間周期で変動するリズム(概日リズム)をもつ。この生体リズムを司るペースメーカーが体内時計である。ヒトの時計遺伝子の発見は1997年。
     この概日リズムは、光のほかに温度、食事などの影響をうけるので、環境時間に合わせた規則正しい食事が大切である。
     我が国の1日3回食の普及は江戸(元禄)時代から。

食べ物の機能は、まずはエネルギーの供給

  • 優先順位は、①エネルギー、②たんぱく質、③脂質 ④・・・
  • 具体的なエネルギー源としては、主食のごはん、パン、麺類(穀類)とイモ類などのデンプンを含む食品 (デンプンは消化によって分解され、グルコースになる)
  • 朝食としては、手っ取り早くエネルギー源になるものがおすすめ。

食事バランスガイドで、あなたの食事を確認

食事バランスガイド(2005年)は、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいのかを、コマのイラストで「料理」をベースとして示されているのが特徴。

食べ方も大事

  • 3回の食事時刻
  • 1日の食事量の朝食、昼食、夕食、(間食)への配分
  • 食べる速度(早食いは百害あって一利なし)や食べる順序 他

農林水産省HPより


主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つのグル-プをバランス良く食べて、運動すると、コマは安定してまわる。コマの軸は必須の水分で、その補給は水とお茶。

農林水産省HPより

朝食を欠食していた人は、おにぎり1個からでも初めてみましょう!

新潟大学「新潟の食の魅力を知り、健康栄養力を向上させる学生向け食育シリーズセミナー」事業