国立大学法人 新潟大学 農学部

教員紹介

小島康夫

応用生物化学科・教授
土壌植物資源科学コース
木質バイオマス研究室

グリーティング

 森林は生物の源であり、酸素や水を地球に供給してくれます。その森林には動物や植物、微生物などたくさんの生き物が生息しており、それぞれ関わり合いながら活動しています。その関わり合いは未だほんの少ししか分かっていませんが、化学的には少しずつ分かってきています。森林浴や植物間のケミカルコミニュケーションなどはその代表ですね。こうした生物間相互関係を化学的に調べていくと生物の不思議な生命力が分かってきます。
 このよう生物にとって大事な日本の森は衰退しています。除伐・間伐や、林地の整備が行われずに樹木同士や樹木と下草が光や栄養を奪い合う競合が起きています。根の成長も悪くなり樹木が倒れやすくなり土壌も不安定になっています。除伐・間伐材などの未利用資源を利用することで森林は持続的経営が可能となるのです。
これらの未利用資源はバイオマスと呼ばれ、これらのエネルギー利用は地球温暖化防止にもつながっていきます。木質バイオマスを上手に使うことで、環境保全や生態系の維持、そして温暖化防止などその効果は大きくなっていきます。

研究分野・テーマ

研究分野
木質バイオマス、木質化学、森林生態化学
テーマ
1.木質資源からの炭化物・活性炭の生産と化学的・微生物的修飾による環境修復材の開発
2.木炭の熱分解ガス化による気体燃料、特に水素ガスの生産
3.森林生態系におけるアレロパシー現象の解明
4.樹の匂い成分とその生理活性の解明                               
5.ササ・タケのバイオマスリファイナリーによる総合利用システムの構築

研究業績・略歴

Yasuo Kojima, Shinichi Isaji, Seung-Lak Yoon and Toshiro Ona: Selection criteria of Eucalyptus globules Labill. for production of chemithermomechanical pulps (CTMP), Holzforshung, Vol.62,71-76, 2008.
Yasuo Kojima and Seung-LakYoon: Improved enzymatic hydrolysis of waste paper by ozone treatment, Journal of Material Cycles and Waste Management, Vol.10,134-139, 2008

詳細は研究者総覧をご覧下さい

アルバム

北海道でのチシマザサの調査とサンプリング 野外木炭製造実習の風景

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