ケーシング工場見学の感想
鈴木 俊二
畜産製造の研究室に入って、ケーシングというものが以前より身近になっていましたが、知識としてのレベルではありませんでした。しかし今回の工場見学や勉強会を通して、ケーシングに関する初歩的なこと、またケーシング生産の現状を理解することができました。特に、実際にケーシング処理の作業工程を、五感を使って体験できたことは、貴重でした。ケーシングに限ったことではないですが、生産、加工する人がいて、初めて食糧(料)ができる、それを再認識できました。
これから私がしていく研究が実際どれだけ生産の現場と関わっているかはよくわかりませんが、大学ではなく企業として研究をしていく際は、やはり生産現場ありきなことを実感することができました。大学と企業と生産現場への関わり方は異なるとは思いますが、それぞれ理解したうえで、これからも研究に取り組んでいきたいと思いました。
以上のことからやはり今回のケーシング旅行は自分にとって有意義なものだったと思います。