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教員紹介

  • フィールド科学人材育成プログラム
  • 久保田 喜裕

    准教授

    担当講義:
    地質災害論、地学基礎C (Gコード科目)、地質フィールド実習ほか

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グリーティング

 地球史のうち「第四紀」の環境変遷は、人類の進化に直接的に作用し、人間社会のバック グランドとなっています。なかでも平野を取りまく自然環境は、現代人の社会活動の基盤を構成しており、人間社会の将来の鍵を握っています。一方、人間は先史の時代から地球の恵み、地下資源の恩恵に携わり、今日の文明を拓いてきました。しかし環境に与える影響はしばしば軽視され、数々の公害、環境汚染が生じているなか、過度の人間活動と自然との相互作用が議論されています。さらに、私たちの生活・自然環境を一瞬にして破壊する大地震も近年多発しており、世界各地で人間社会に大きなダメージを与えています。
 講義を通じて、みなさんと地質現象と人間との関わりについて考えていきたいと思っています。

研究分野・テーマ
■ 新潟は大丈夫か –来たるべき大地震にそなえて
「信濃川変動帯の現世の変動 −地震活動と深部要因」

 千曲川〜信濃川流域はかつてから大地震が繰り返し発生しており、近年でも2004年中越地震、2007年中越沖地震、2011年長野県北部地震など多発している。この地域は世界的にもまれな一大変動地帯で、それを「信濃川変動帯」と呼んだ (久保田ほか 2014) 。一方、大学に近い越後平野西縁の角田・弥彦山麓には越後平野西縁活断層帯が走っており、その周辺は現在、地震の空白域になっている。この活断層が小千谷〜十日町まで連動した場合には、M8クラスの巨大地震が想定されている。大学は、新潟は、大丈夫なのか。
 越後平野西縁活断層帯域の弥彦山・角田山および山麓の孤立丘陵において、これまで未確認であった断層露頭を多数確認し、この断層帯や孤立丘陵は弥彦山・角田山の後期更新世の著しいブロック隆起運動に伴い形成されてきたという、あらたな活断層形成モデルを提示した (Kubota et al., 2012)。同時に、この地域に頻発する地震活動は、地表下30km前後の下部地殻〜上部マントルに存在する地震波トモグラフィーの低速度層(溶融帯)に起因していることも指摘した。
 また、これまで新潟を襲った三回におよぶ大地震の被害と地盤との関係を調査した結果、強震動と液状化による震害に加えて、あらたに「傾斜地の地盤変位震害」を指摘した(久保田ほか 2014)。大学周辺の傾斜地に立地している住宅、アパートが見られるが、来たるべき大地震の際にはそのような宅地地盤の変位を防ぐ土留め擁壁の設置が有効である。
研究業績・略歴
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