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教員紹介

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  • 児島 清秀

    教授

    担当講義:
    生物資源科学

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グリーティング

西洋ナシの「ル レクチエ」は、新潟県が生産を奨励している特産品種です。この品種は食べ頃に達するまでの日数のばらつきが大きいため、食べ頃を消費者へ提供することが難しい果実です。最新の分析機器で超微量生理活性物質の網羅的な分析の分析方法を開発しています。内生植物ホルモンを機器分析で網羅的に同時定量した報告は欧米でもありません。そこで、網羅的一斉解析を目指しています。最先端の高性能な分析機器を十二分に活用して、極微量の植物ホルモンや超微量生理活性物質などの分析が卒業研究の学生でも可能なように分析の操作をマニュアル化しています。

研究分野・テーマ
1.超微量生理活性物質(植物ホルモン)の網羅的な分析
 神経系のない植物の情報伝達は、超微量な植物ホルモンが担っています。そこで、植物ホルモンの研究(生理作用の解明)には定量が必須です。
 しかし、植物ホルモンは極微量の化学物質です。例えば、オーキシンは風呂桶10杯分のジュース状の組織に耳かきに少々;サイトカイニンはさらに約10分の1;ジベレリンはさらに約10分の1しか存在しません。
 現代の最先端の実験装置を使用して、この植物ホルモンの生理作用を解明して、さらに農業の現場での応用を研究しています。基礎研究として、園芸作物(西洋ナシ、ブドウ、カキ、ズッキーニ、キュウリ、イチゴ、チュウリップなど)の生理機構を内生植物ホルモンの面からも解明しています。
 さらに、最新の数千万円の分析機器を駆使して植物ホルモンなどの超微量生理活性物質の網羅的な分析を行うセンターを目指しています。植物ホルモンの定量用の最新の高速液体クロマトグラフ質量分析計1台、植物ホルモンの精製用の高速液体クロマトグラフ7システムなどその他の必要な分析機器も所有しています。
 果実の植物ホルモンについては小生のブックレット「果実のホルモン-神秘な植物ホルモンの超微量な世界-」(新潟日報事業社)をご覧ください。


2.西洋ナシの果実を切らないで食べ頃の硬さが判定できる
 西洋ナシの「ル レクチエ」の特性の解明には非破壊でのかたさの測定が不可欠です。最近、果実のかたさを非破壊で判定できる試作器が開発されました。原理は果実を振動させて共鳴する周波数から弾性の強さを解析するものである。
 新潟大学農学部園芸学の児島研究室では、この測定器で、追熟特性を解明し、非破壊で果実を選別して、適期に食べ頃の果実を供給する技術を研究しています。この装置でスイカについても棚落ちや熟度の非破壊での判定が可能です。

  • 非破壊の果実の物性測定
    非破壊の果実の物性測定
  • 初期型の振動物性測定器
    初期型の振動物性測定器

3.雪室活用の西洋ナシの追熟制御と日本ナシの長期貯蔵の技術開発
 中国や台湾等の新興国富裕層に西洋ナシの特に「ル レクチエ」を高級果実として2月上旬の春節時の輸出を目的としています。低コスト・クリーンな環境調和型、高湿低温条件の雪室で、追熟制御の長期貯蔵の技術を開発しています。共鳴振動を使用してかたさを非破壊で、測定可能な最新の装置などを活用し、物性、水分量、果皮色、糖度、酸度、渋みの全ての変化を果実毎に非破壊で測定しています。そして、多様な「素質」の果実に対する最適な追熟制御・長期貯蔵の技術の実現を目指しています。また、渋みの非破壊測定により、栽培と追熟技術による渋み果の発生率を低下させる技術を開発しています。さらに、大玉の日本ナシも雪室による長期貯蔵の技術を開発し、安全・安心な雪室ブランドとして輸出拡大を目指しています。

  • ル レクチエ
    ル レクチエ
  • 新高
    新高
  • 上越市の雪室
    上越市の雪室
研究業績・略歴

1992~1994:農林水産省果樹試験場(科学技術庁科学技術特別研究員)
1994~1997:京都府立大学農学部(助教授)
1997~:新潟大学大学院自然科学研究科(教授)
1998:植物化学調節学会奨励賞
研究実績は研究者総覧をご覧下さい

主な業績
太田祐樹・坂井優・知野秀次・福田陽子・児島清秀. (2011) 液体クロマトグラフィー質量分析計を使用した果実の植物ホルモンの同時分析. 質量分析(質量分析学会誌). 59.50-55 査読有

知野秀次・徳田美佳子・大石智美・小式澤一博・太田祐樹・松本辰也・児島清秀.(2010)低温処理期間の違いが追熟中のセイヨウナシ‘ル・レクチェ’の果実特性に及ぼす影響. 園芸学研究(園芸学会和文誌). 第9巻: 99-105. 査読有

知野秀次・太田祐樹・二木明日香・齋藤洋太郎・黒坂 俊・大塚伸吾・坂井 優・松本辰也・児島清秀(2010)セイヨウナシ‘越さやか’における追熟中の果実特性の変化ならびにフィルム包装が果実追熟に及ぼす影響. 園芸学研究(園芸学会和文誌). 第9巻: 99-105. 査読有

太田祐樹・誉田美緒・知野秀次・元木 悟・児島清秀.(2009)アスパラガス若茎におけるインドール-3-酢酸の移動と代謝. 新潟大学農学部研究報告. 第61巻: 145-148. 査読無

知野秀次・松本辰也・太田祐樹・児島清秀(2009)追熟中のセイヨウナシ‘ル レクチエ’における非破壊法による果実特性の評価. 園芸学研究(園芸学会和文誌). 第8巻: 109-114. 査読有

R. Y. Xu · Y. Niimi , Y. Ohta· K. Kojima, (2008)Changes in diffusible indole-3-acetic acid from various parts of tulip plant during rapid elongation of the flower stalk, Plant Growth Regulation (An International Journal on Plant Growth and Development, Springer). 54:81-88. 査読有

太田祐樹・五十嵐育美・知野秀次・児島清秀(2008). トマトの茎におけるインドール-3-酢酸の極性輸送と代謝. 新潟大学農学部研究報告. 61(1):11-15. 査読無

太田祐樹・村田憲昭・知野秀次・児島清秀(2008). メタノール濃度およびカラム温度がアブシジン酸、インドール-3-酢酸およびゼアチンの保持時間におよぼす影響. 新潟大学農学部研究報告. 60(2):119-122. 査読無

松本辰也・本永尚彦・知野秀次・児島清秀(2008) ニホンナシの新梢における摘心と摘葉が花芽着生抑制に及ぼす効果. 園芸学研究(園芸学会和文誌). 7(3)433-437 査読有

Rong-Yan Xu · Y. Niimi · K. Kojima, (2007)Exogenous GA3 overcomes bud deterioration in tulip (Tulipa gesneriana L.) bulbs during dry storage by promoting endogenous IAA activity in the internodes, Plant Growth Regulation Regulation (An International Journal on Plant Growth and Development, Springer), 52, 1-8 査読有

知野秀次・児島清秀・小式澤一博・太田祐樹・中島正男・大竹憲邦・大山卓爾(2007)2種類のHPLCカラムで精製したニンニク(Allium sativum L.)のインドール‐3‐酢酸,アブシジン酸およびジベレリンのGC‐MS分析. 新潟大学農学部研究報告. 第59巻2号. 82-86

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アルバム
  • 学会への旅行中の名古屋にて
    学会への旅行中の名古屋にて
  • 2012年7月 研究室の記念撮影
    2012年7月 研究室の記念撮影
  • 香港の夜景です。「ル レクチエ」と「新高」を香港のスーパーで試験販売してアンケート調査をしました。
    香港の夜景です。「ル レクチエ」と「新高」を香港のスーパーで試験販売してアンケート調査をしました。
  • ハロウイーンに合わせて「ルレクチエ」でランタンを作っています。新潟日報の夕刊に3年間、掲載され続けています。
    ハロウイーンに合わせて「ルレクチエ」でランタンを作っています。新潟日報の夕刊に3年間、掲載され続けています。
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