交流プログラム

グローバル防災・復興プログラム

防災、減災、及び災害発生後に早期に被災以前以上に復興する(Build-back Better)ための備えの構築は、社会の災害に対するレジリエンス向上に直結する概念で、近年防災、減災分野で注目されている。PBL (Project-Based Learning) の課題としては、農業分野では従来から研究されてきた地形や地質に基づく地震時豪雨時の土砂災害、水害のハザードマップに加え、保全対象の被害を含むリスクマップ、BCP(Business Continuity Plan)等の基礎的技術の両国間での比較と新たな視点からの技術提案が挙げられる。特に新潟県中越地方における農地と宅地保全のための伝承と技術等、各国各地にある伝統的な土着技術(Indigenous Engineering)に注目し、これを生かして安価で効率的な防減災技術の実現する観点も重要なポイントとなる。

プログラム一覧

グローバル防災・復興プログラム(短期)

期間
4週間
対象
学部生及び博士前期課程学生
科目
グローバル防災・復興学(短期)(3単位)

グローバル防災・復興プログラム(中期)

期間
3~5ヶ月間
対象
博士前期課程学生及び博士後期課程学生
科目
グローバル防災・復興国際インターンシップ(中期)(1単位)
グローバル防災・復興国際特別研究(中期)(2単位)

グローバル防災・復興養成プログラム(長期)

期間
6~12ヶ月間
対象
博士前期課程学生及び博士後期課程学生
科目
グローバル防災・復興国際インターンシップ(長期)(2単位)
グローバル防災・復興国際特別研究(長期)(4単位)
  • 短期受入派遣学生には、事前・事後レポートと両国教員の評価に基づき、単位を付与する。
  • 中・長期受入派遣学生には、両国の指導教員による評価に基づき、単位を付与する。また、「グローバル防災・復興国際インターンシップ」受講者には、事前及び事後レポート、帰国後の成果発表を課し、その成績によって単位を付与する。
  • プログラムを修了した学生には、修了認定証が授与される。