交流プログラム

グローバル農力養成プログラム

「農力」とは地域社会への積極的な貢献を通しての農学分野における課題解決能力を意味する。日本人学生はトルコの経験・知恵を活かした有機農業大規模経営やEUとの貿易の仕組み、防災・復興の現状等を学ぶ。また食品生産のレジリエンスの視点では、災害に加えて、文化の違いが時に大きな脅威となる。その端的な例として、ハラール認証を含むイスラム圏独特の食文化や食品加工の理解も求め、トルコを含むイスラム圏での我が国の農産物や食品の競争力獲得、ITを含む先端農業技術力の展開可能性等の課題を与える。同様にトルコ人学生には、新潟や福島での有機農業を含む環境保全型農業への取り組み、農業ITシステムやスマート農業等の先端的農業基盤、農食バイオテクノロジー等、我が国の農業生産技術や農業基盤技術の母国の現状との比較から、レジリエンス獲得を促す。

プログラム一覧

グローバル農力養成プログラム(短期)

期間
4週間
対象
学部生及び博士前期課程学生
科目
グローバル農力(短期)(3単位)

グローバル農力養成プログラム(中期)

期間
3~5ヶ月間
対象
博士前期課程学生及び博士後期課程学生
科目
グローバル農力国際インターンシップ(中期)(1単位)
グローバル農力国際特別研究(中期)(2単位)

グローバル農力養成プログラム(長期)

期間
6~12ヶ月間
対象
博士前期課程学生及び博士後期課程学生
科目
グローバル農力国際インターンシップ(長期)(2単位)
グローバル農力国際特別研究(長期)(4単位)
  • 短期受入派遣学生には、事前・事後レポートと両国教員の評価に基づき、単位を付与する。
  • 中・長期受入派遣学生には、両国の指導教員による評価に基づき、単位を付与する。また、「グローバル農力国際インターンシップ」受講者には、事前及び事後レポート、帰国後の成果発表を課し、その成績によって単位を付与する。
  • プログラムを修了した学生には、修了認定証が授与される。