令和8年度水管理・国土保全局関係予算概算要求で「流域治水の加速化・深化」が組み込まれたことを契機に,国土交通省による田んぼダムの効果の見える化の機運が急速に高まっている.国土交通省では,降雨流出氾濫モデル(Rainfall-Runoff-Inunda tion:RRI)を用いた評価が計画されているが,RRIモデルによって田んぼダムの流出抑制機能をどのように表現するかは十分に議論されていない.そこで,山形県最上川流域を対象に,田んぼダムの効果を正確に評価できる内水氾濫解析モデルとの比較を行って,RRIモデルによる田んぼダムの評価精度を検証する.

