灌漑用水由来の放射性セシウムのイネへの移行メカニズムの解明

 2011年に発生した福島第一原子力発電所事故によって、大量の放射性物質が放出し、広域に飛散・降下しました。放射性物質が蓄積した森林を水源にもつ農地においては、放射性物質が農業用水を経由して継続的に稲に移行することが懸念されます。
 水研では、福島県浪江町において放射性セシウムが、どのように水田に流入し、イネに移行するのかを研究し、より安心安全に生産をするための対策を検討しています。