耕地生産部には、村松ステーション新通ステーションの2ヶ所のステーションがあり、牛乳生産や野菜や大豆の生産を中心とする村松ステーションと水稲作を中心とする新通ステーションと圃場立地の特性を生かした運営をしています。
 また、両ステーションを利用した「基礎農林学実習」、「農場総合実習」の他、動物や植物および農業機械等の専門実習が開講されています。
気象および土壌
村松ステーション: 平均気温13.2℃、降水量1788mm、
積雪70cm、標高25m、火山灰黒ボク土壌
新通ステーション: 平均気温13.2℃、降水量1770mm、
積雪20cm以下、標高−1m、信濃川沖積土
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 村松ステーションはキャンパスから自動車で約1時間の距離にあり、阿賀野川の近く、五泉市村松に位置しています。
 約15haの黒ボク土壌の圃場では牧草や大豆の他、各種野菜等を栽培しています。特にスイカの味は銘柄「八色スイカ」に匹敵する(かも知れない)。学生実習は宿泊を伴い、トラクター運転、乳牛の飼育、畑作物の管理を通して農業生産を学ぶ場となっています。
 ステーションでは農場運営、教育、研究の他に地域連携として、「ふれあい農園」や「農場開放」を実施し、地域の皆様に農場を開放しています。また、近くの愛宕山での雪割草の繁殖事業にも参加したり、隣接する愛宕中学の食農教育にも協力しています。
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 新通ステーションは新潟市内に位置し、小規模ですが、約2haの水田および60aの転換畑で水稲や野菜等を栽培しています。
 キャンパスから近いこともあり、圃場は水稲育種や栽培の研究にも利用されています。
 昨年、20aに酒米「五百万石」を栽培し、新潟大学ブランドのお酒がついに完成しました。

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