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ー土は我々を支え、命をはぐくむ存在であるー 水土機能工学研究室は大地に敬意を持ち研究しています。

新潟大学 農学部

〒950-2181 新潟県 新潟市 西区 五十嵐2の町 8050番地

研究者紹介INTRODUCTION


研究者紹介

CEO


森井 俊廣
生産環境科学科・教授








グリーティング

90年まで大阪の土木設計コンサルタントに勤務。90年から97年まで鳥取大学,こののち,新潟大学にお世話になっています。越後のすてきな四季を楽しむのはこれで16回り目。生まれは琵琶湖のほとり,長浜です。

主に農業工学コースの科目を担当しています。「土質力学」,「応用数学」,「農業工学実験」,「土地保全学特論」などです。読むからに堅物ばかりですが,信頼ある技術には欠かせない科目です。自我の確立を”Ego-strength”といいます。技術者・社会人としての”Ego-strength”への道のりをご案内できればと願っています。

農業工学コースで展開している教育プログラムは,JABEEにより技術者教育プログラムとして広く社会から認定されています。4年間しっかり学び,信頼ある技術と倫理をもった人材として羽ばたいてもらいたいと願っています。

研究分野・テーマ


もともと,そして今も,地盤や堤防,ダム,水路など農業基盤・社会基盤施設の機能設計といったハード技術に携わっています。泥くさいですが,じみちに継承していかなければならない技術であり,豊かな地域を支える財産と考えています。

最近は,土木技術と環境の接点領域に取り組んでいます。
その@,砂や礫などの土がもつ水の通しやすさ/通しにくさを利用した節水かんがい農業の開発⇒海外の乾燥地・荒蕪地での農地開発に挑戦。夢はもち続けたい。
そのA,エントロピーの増大は大問題。日々迫りつつある廃棄物処理の課題に,同じく土がもつ水の通しやすさ/通しにくさを活用⇒環境にやさしい土木技術を開発。早く,皆さんと,専門分野について語り合える時が来るのを待っています。


研究業績・略歴


研究プロジェクト(最近の科学研究費補助金研究代表)
1999-2000年
科研費(基盤C)
「透水型ロックフィルダムの水理学的・力学的設計法の開発研究」
2000-2002年
科研費(基盤B)
「測定が簡単でシンプルな装置構造をもつ原位置透水試験法の開発」
2002-2003年
科研費(基盤C)
「オーバートッピングに対する水理抵抗を備えたリップラップ工の開発と設計」
2004-2004年
自然科学系教育研究支援経費
「キャピラリーバリアを用いた廃棄物閉鎖工法に関する基礎研究」
2005-2007年
科研費(基盤B)
「地盤水理のサイト・キャラクタリゼーションに関する開発研究」
2010-2012年
科研費(基盤B)
「土のキャピラリー・バリア機能を利用した雨水資源の保全・活用技術の実用化提案」
2010-2011年
科研費(挑戦的萌芽)
「石灰系固化材を混合した安定処理土による安心・安全な地盤づくり」
2012-2012年
科研費(挑戦的萌芽)
「被覆盛土方式による放射性汚染土壌の貯蔵保管工法の実用化試験」
2013-2015年
科研費(基盤A)
「キャピラリー・バリア盛土による放射性廃棄物・汚染物質の長期貯蔵保管工法の提案」
研究業績等は 研究者総覧 をご覧ください。


略歴

1975年
京都大学大学院農学研究科修士課程農業工学専攻
1976年
米国Wisconsin大学College of Agricultural and Life Sciences留学
1983年
ソイルアンドロックエンジニアリング株式会社
1988年
技術士登録(建設部門)
1990年
鳥取大学助手農学部
1997年
新潟大学助教授農学部
2005年
新潟大学教授農学部
2010年
新潟大学教育・学生支援機構大学教育機能開発センター長
2011年
新潟大学災害・復興科学研究所兼務(複合災害科学部門長)


バナースペース

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