平成26年度 新潟大学・刈羽村先端農業バイオ研究センター成果報告会の概要
平成27年3月3日(火)に,平成26年度 新潟大学・刈羽村先端農業バイオ研究センター(KAAB)成果報告会を開催しました.今回は,KAAB運営委員の末吉邦 教授から「オオムギ硝酸イオン輸送系遺伝子の機能と制御」と題して研究成果発表があり,オオムギの NPF および NRY2 のメンバーのいくつかについて,細胞内局在性,機能解析,活性制御の新しい知見が紹介されました.また,金古堅太郎および及川和聡 KAAB特任助教より,それぞれ「新品種コシヒカリ NU1 号の高温耐性評価」および「分泌経路を介した葉緑体タンパク質輸送機構の解析」についての発表がありました.さらに,招待講演として学外アドバイザリーボードである矢頭治 中央農研北陸センター作物開発研究領域長より「中央農研・北陸研究センターにおける作物育種開発研究」についてご紹介いただきました.カレーやリゾット等様々な用途の米の開発に関する話題は大変興味深いものでした.
報告会には,名誉アドバイザーの今関英雅 先生や福山利範 先生をはじめ,学内外から47名の参加者があり,盛会のうちに終えることができました.ご協力,ご参加くださった皆様に心から感謝申し上げます.
当日の様子を以下にまとめましたので,ご覧ください.
2015年3月9日
KAABセンター長 三ツ井 敏明
平成26年度 新潟大学・刈羽村先端農業バイオ研究センター 成果報告会
日 時:2015年3月3日(火)13:30 〜 15:40
会 場:新潟大学自然科学研究科 管理共通棟 大会議室
開会
13:00
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三ツ井 敏明
センター長 挨拶 -
大山 卓爾
自然科学系長 挨拶
成果発表
13:40
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司会 : 伊藤 紀美子・韓 東生
1.オオムギ硝酸イオン輸送系遺伝子の機能と制御
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末吉 邦
新潟大学 農学部フィールド科学教育研究センター 教授
2.新品種コシヒカリ NU1 号の高温耐性評価
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金古 堅太郎
新潟大学 農学部 特任助教
3.分泌経路を介した葉緑体タンパク質輸送機構の解析
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及川 和聡
新潟大学 農学部 特任助教
4.中央農研・北陸研究センターにおける作物育種開発研究(招待講演)
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矢頭 治
中央農業総合研究センター 北陸センター 作物開発研究領域長
会場の様子
活発な質疑応答
平成26年度 新潟大学・刈羽村先端農業バイオ研究センター アドバイザリー会議
日 時:2015年3月3日(火)15:40 〜 17:00
会 場:新潟大学自然科学研究科 管理共通棟 中会議室
15:40 開会
15:40 農学部長 挨拶
15:45 現状報告および平成27年度事業計画について
16:15 質疑応答
16:45 講評
17:00 閉会