アドミッションポリシー
化学と生物学を基盤とした最新のバイオサイエンス・バイオテクノロジー・ゲノムサイエンス等、微生物・植物・動物の生命現象とその応用に関する高度な専門知識と実験技術の修得に強い関心のある人を歓迎します!
基礎から応用、実用まで生命科学を幅広く学べます!
応用生命科学とは、微生物、植物、動物等を研究対象として、遺伝子、タンパク質、生理活性物質等、生体分子および細胞の構造/機能、生物のしくみについて先端機器を使った高度な化学分析やバイオテクノロジー、ゲノムサイエンスの手法を駆使した研究を行い、これを応用して新しい機能物質の生産や生物機能の改変を行う学問です。確かな分析能力、高度な解析技術および論理的な思考を鍛える事により、現代的諸問題を科学的手法により解決する能力を涵養します。また、実践的科目群により専門的な情報収集・プレゼンテーションのスキルを修得します。農林畜産物の生産利用・食品・環境・農業・医薬品等について、日常生活に関連の深い生物・化学関連の研究、技術開発、教育等に携わる人材を養成します。
特色ある授業科目


先端機器を使用した研究風景
微生物学実験 無菌操作の様子
生物化学実験 実験風景
特色ある研究
こんな研究もやっています!
- 酒米の酒造特性に関わる心白形成機構の解明:酒づくりに大切な酒米の美しい白い濁りがどのように作り出されるのかを分子レベル、細胞レベルで研究しています。
- 高温・高CO2環境に適応する次世代イネの開発プロジェクト:地球温暖化に対応した、高温・高CO2・乾燥ストレス等に適応する次世代イネの開発を進めています。
- 高温に応答するイネの翻訳後修飾因子の研究:高温に応答してタンパク質を修飾し、その細胞内局在性を調節するイネの遺伝子の研究をしています。
- 微生物由来の多糖分解酵素に関する研究:微生物が作るナノメートルの精密分子機械・多糖分解酵素について構造が形成されてから作動する仕組みまでを原子レベルで研究しています。
- 微生物機能を利用した汚染土壌の修復(バイオレメディエーション)に関する研究
取得可能な資格
- 高等学校教諭一種免許状(農業)
- 食品衛生管理者(※1)任用資格
- 食品衛生監視員(※2)任用資格
- 危険物取扱者甲種(※3)受験資格
(※1)食品製造に関わる事業所、(※2)食品衛生に関する業務を行う検疫所(厚生労働省)・保健所(各自治体)・技術系公務員、(※3)研究所・化学工場・貯蔵施設で必要とされる資格です。
卒業後の進路
一般企業:フナコシ、阪大微生物病研究所、ゼリア新薬、高田製薬、塩野義製薬、高砂香料、関東化学、北越コーポレーション、不二製油、ライオン、ヤマサ醤油、理研ビタミン、東亜薬品、八海醸造、朝日酒造、山崎製パン、越後製菓、亀田製菓、佐藤食品、ブルボン、雪印メグミルク、不二家、キユーピー等
公務員:農業・食品産業技術総合研究機構、宮城県、新潟県、福島県、群馬県、富山県、山形県、新潟市、国際協力機構、茨城県、警察庁
大学教員:新潟大学、茨城大学、東京農工大学、秋田県立大学、石川県立大学等
(前身の応用生物化学科分子生命科学・土壌植物資源科学コースの例、修士・博士修了者も含む)