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教員紹介

  • 流域環境学プログラム
  • 顔写真:粟生田 忠雄
  • 粟生田 忠雄

    助教

    担当講義:
    土環境工学、環境池水学、水土環境工学実験、FCサテライト実習、平和を考えるB、土と水

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グリーティング

こんにちは。粟生田忠雄(あおうだ ただお)です。「土」にこだわるおじさんです。 地球に土と水があることで、私たちの生命が支えられています。土と水、土と生命それぞれの境界を物理的に考究し、食や環境の問題解決につなげることが目標です。農地における土中水の量と質を適切に制御することが最近の研究テーマです。

研究分野・テーマ
1.地下灌漑による土壌環境制御と水稲生育
 出穂期前後は、高温となります。暗渠を用いて地下灌漑すると、1)土壌温度を制御でき、2)土壌酸素濃度を高められ、3)根圏の活性化により光合成も高まり、4)収量増に寄与する、ことが分かってきました。水稲の高温登熟対策、農業用水の有効利用などに寄与留すると考えられます。

2.無農薬無施肥による水稲栽培
 大気中にはほぼ無尽蔵にチッ素があります。このチッ素を土壌に固定できれば、ほとんど肥料を使うことなく水稲栽培が可能です。この農法は、水稲生産コストの縮減、地球温暖化物質の放出抑制、地下水の水質保全、土壌生態系保全、食品の安全性向上の観点からも着目されています。

3.次のミレニアムを見据えた地域連携農業
 都市と農村の有機的な連携のあり方を考究します。日本の農村は、国際的には非常に高いポテンシャルを持っています。降雨量、温暖な気候、豊かな土壌などです。農村の持つこうした「宝」を評価し、農産物を買い支え、高齢化、後継者不足、経済的な不安定性を克服するような結びつきを創造します。
研究業績・略歴
アルバム
  • 籾殻の腐植による排水性の低下した暗渠
    籾殻の腐植による排水性の低下した暗渠
  • アフリカからの留学生-日本農業を客観視できる-
    アフリカからの留学生-日本農業を客観視できる-
  • いざ土壌サンプリング
    いざ土壌サンプリング
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