筒浦さとみ准教授が「日本家政学会奨励賞」を受賞しました。
公開:2023年5月30日
農学部の筒浦さとみ准教授が「日本家政学会奨励賞」を受賞し、2023年5月27日(土)に開催された日本家政学会第75回大会(東京家政大学)において授賞式が行われました。日本家政学会は、我々の生活の基本である衣食住をはじめとした家政学に関連する研究の進歩普及を図り、人間生活の充実・向上に寄与することを目的とした日本を代表する家政学分野の学会(会員数約2,200名)です。「日本家政学会奨励賞」は、家政学の研究において顕著な成果をあげ、将来の発展が期待される研究者に授与されます。奨励賞受賞の対象となった「家庭における食中毒予防及び食品の腐敗抑制に関する研究」は、米飯での黄色ブドウ球菌の毒素産生を調べた研究を中心として、食品の品質維持や食生活における安全性確保について研究を行ったものです。最新の検出法を応用して極微量の黄色ブドウ球菌毒素をにぎり飯から検出し、毒素産生に対する保存条件の影響を調べてリスクを定量的に見積もる等、食中毒を避けるには欠かせない実用的な研究を行いました。
受賞後、尊敬する先生方と一緒に笑顔で記念撮影