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教員紹介

  • フィールド科学人材育成プログラム
  • 顔写真:安東 宏徳
  • 安東 宏徳

    教授

    担当講義:
    分類系統学
    水圏生態学
    海洋フィールド生物学実習

  • グリーティング
  • 研究分野・テーマ
  • 研究業績・略歴
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  • リンク
グリーティング

これまでサケ科魚類やフグ科魚類などの回遊魚を研究対象として、動物の環境適応のしくみについて研究してきました。動物の生理的反応と生得的行動は、生まれながらに持っている環境適応のしくみです。サケは大洋から川にかけて大きく変化する海洋環境に適応しながら産卵回遊します。また、クサフグは月のリズムを持って沿岸域で産卵回遊を繰り返します。このような行動と生理的反応を調節する体のしくみについて、遺伝子、分子レベルから個体、集団・生態レベルまで多角的・統合的に研究を進めています。自然科学は問題創出型の学問です。自然現象は、調べれば調べるだけ、また新しい謎や壁が出てきます。また決して後戻りをしません。未知の領域に向かって歩んでいく好奇心と情熱、忍耐力があれば、きっと新しい何かが見えてくるはずです。一歩先に足を踏み出して、自然の不思議を探検する旅に出てみましょう。

研究分野・テーマ
動物がそれぞれの生息環境に合わせて成長し、性成熟の後に繁殖して次世代を育てていく上で、間脳にある視床下部とその下にある下垂体は、きわめて重要な役割を持っています。この“視床下部-下垂体系”は、さまざまな脳ホルモンと下垂体ホルモンを分泌し、中枢神経系と内分泌系を協同的に調節して、成長や性成熟、産卵行動をコントロールしています。多くの魚類では、産卵は周期的に行われ、そのリズムは多様性に富んでいます。魚類の産卵リズムに影響を及ぼす環境要因として、日長や水温、潮汐、社会的関係(群れ、縄張りなど)があります。これらの環境要因の情報が脳に伝えられて、視床下部-下垂体系の働きを調節すると考えられますが、そのしくみはまだよくわかっていません。

生育環境に合わせて行動や生理反応を調節する脳のしくみを明らかにするため、沿岸域で“月周産卵回遊”を行うクサフグをモデルとして研究を進めています。クサフグは、春から夏の産卵期の大潮、すなわち新月と満月の日の満潮前に、海岸のある決まった場所に集合して産卵します。大潮の日は数日続きますが、その数日間、満潮前に産卵場に繰り返し回帰します。また、それが2週間周期で繰り返されます。クサフグの月周産卵リズムや産卵場への回帰行動を調節するしくみを明らかにするため、生殖機能を調節する脳ホルモンや松果体ホルモン、時計遺伝子、脳脊髄液タンパク質などに焦点をあてて研究を行っています。
研究業績・略歴
アルバム
  • 海岸でのクサフグの集団産卵。春から初夏の大潮(新月と満月)の日の満潮前に、クサフグは海岸の一角に集合して水際で産卵する。
    海岸でのクサフグの集団産卵。春から初夏の大潮(新月と満月)の日の満潮前に、クサフグは海岸の一角に集合して水際で産卵する。
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