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教員紹介

  • 生物資源科学プログラム
  • 板野 志郎

    准教授

    担当講義:
    生物資源科学

  • グリーティング
  • 研究分野・テーマ
  • 研究業績・略歴
  • アルバム
  • リンク
グリーティング

日本には、ススキやシバなどが育つ野草地や改良された牧草が育てられている牧草地があります。これらの草地は家畜の重要な飼料供給源となっており、里山の維持機能の一部を担い、多くの動植物種が生息するための環境を提供しています。草地はこのように多くの有用な機能をもちますが、これらの機能は自然環境だけでなく、放牧家畜の行動や管理方法の違いによって大きく変動します。近年、草地の不適切な利用は、地球温暖化、砂漠化、畜産公害、生物多様性の減少等の問題に繋がることが解ってきました。研究室では、草地を植物-動物-土壌と人為的環境と自然環境が結びついた生態系として捉え、草地生態系の構造と機能を明らかにし、草地の管理に活用する研究を進めています。フィールドを使った実験と教育を通じ、適切な草地利用と動物生産のあり方と探索したいと思います。

研究分野・テーマ
[草地における動植物資源のモニタリング]
 草地の適正な利用を行うためには、草地の生産性や保全に関わる機能を短時間で簡易に測定する必要があります。草地は田畑に比べ広域で植生が不均一であり、放牧家畜も自由に動くため、生産性や動植物の状況を把握するのが困難です。研究室では、草地の植物資源と動物資源の情報を把握する方法として、1.草地植物群落の分光計測や空撮等を利用した草地植生の非破壊的測定、2.センサーによる放牧家畜の行動生理反応の測定、3.草地植生や放牧家畜の採食量の数理解析等の研究を実施しています。

[草地生態系のシステム分析]
 草地の過剰な集約管理や過小な粗放管理は、草地環境を劣化させます。草地において環境負荷の少ない持続的生産と多様な生物相の維持を両立するためには、精密な草地管理技術の開発とそれに基づく生産性や環境変動の予測が必要となります。研究室では、草地生態系における物質循環や植物と家畜の相互作用をシステム分析や数学モデルを利用して解析し、適正な草地利用に繋げる研究を実施しています。

  • カメラによる草地植生モニタリング
    カメラによる草地植生モニタリング
  • 羊の放牧試験と放牧草地管理モデル
    羊の放牧試験と放牧草地管理モデル
研究業績・略歴

研究者総覧をご覧下さい。

1.ススキ優占群落地上部の炭素と窒素の構成に及ぼす火入れと採草の影響。板野志郎、坂上清一、中神弘詞、堤 道生/日本草地学会誌、59: 29-32 (2013)

2.Incorporating a periodic function into an equation for estimating herbage mass in Zoysia-dominated pastures from rising plate readings. Itano S, Tomimatsu H, Nakagami K, Maeda, Y. Grassl Sci, 58: 127-132 (2012)

3.Estimating the spatial distribution of green herbage biomass and quality by geostatistical analysis with field hyperspectral measurements. Lee H-J, Kawamura K, Watanabe N, Sakanoue S, Sakuno Y, Itano S, Nakagoshi N. Grassl Sci, 57: 142-149 (2011)

4.Reflectance spectra for monitoring green herbage mass in Zoysia-dominated pastures. Itano S, Tomimatsu H. Grassl Sci, 57: 9-17 (2011)

5.Differences in spectrum reflectance and physiological indices among three typical seminatural grasslands in Japan. Tomimatsu H, Itano S. Grassl Sci, 55: 221-224 (2009)

6.Soil carbon stock in typical grasslands in Japan. Nakagami K, Hojito M, Itano S, Kohyama K, Miyaji T, Nishiwaki A, Matsuura S, Tsutsumi M, Kano S. Grassl Sci, 55: 96-103 (2009)

7.ススキ(Miscanthus sinensis Anderss.)優占草地とシバ(Zoysia japonica Steud.)優占草地の植物種組成に関する統計量の季節変化。冨松 元、板野志郎、堤 道生、中村 徹、前田聡子/日本草地学会誌、55: 48-53 (2009)

8.シバ型半自然草地における植物種の豊富さ簡易調査法。堤 道生、高橋佳孝、板野志郎/日本草地学会誌、54: 344-347 (2009)

9.草地の種多様性評価のための無作為順序法による種数面積曲線の利用。板野志郎、下田勝久、冨松 元、堤 道生/システム農学、25: 45-54 (2009)

アルバム
  • 五十嵐キャンパスの羊<br />草地の植生調査実習<br />ススキ草原(川渡旧IBP生態観測試験地)<br />シバ草地と牛放牧(藤荷田山生態観測試験地)
    五十嵐キャンパスの羊
    草地の植生調査実習
    ススキ草原(川渡旧IBP生態観測試験地)
    シバ草地と牛放牧(藤荷田山生態観測試験地)
リンク

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