教員紹介
- 食品科学プログラム
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筒浦 さとみ
准教授
担当講義:
食品衛生学
食品安全学
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日本では、飲食店や家庭で食中毒が多く発生しています。これらの食中毒のほとんどは人に病原性を示す微生物によるものです。食中毒を減らすためには、飲食店や家庭というそれぞれの環境や状況に合った方法で、微生物を殺菌したり、増殖させないようにコントロールする必要があります。食品衛生学研究室では「食の安全」や「食中毒予防」をキーワードとして、病原性微生物や腐敗微生物の制御に関する基礎的研究を行っています。我々の食生活の中で食中毒をどのように予防するのか、どのようにしたら食品に付着した食中毒菌の殺菌・増殖抑制ができるのか、食品としてのおいしさを維持しながら安全性を確保するにはどうすべきか、などについて考えながら、日々研究を行っています。また現在、フードロスの削減が世界中で求められていて、これは持続可能な開発目標(SDGs)の一つでもあります。食品の腐敗を遅らせることはフードロス削減に直接結びつくことから、食品をできるだけ良い品質で長く持たせるにはどうしたらよいか、ということにも取り組んでいます。研究はうまくいかずに大変なこともありますが、自分の手で積み上げた実験データから、今までわからなかったことが真実としてみえてくると、とても面白くて皆さん最後は研究に夢中になります。わたしたちと一緒に「食の安全」について、真剣に考えてみませんか?