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教員紹介

  • 流域環境学プログラム
  • フィールド科学人材育成プログラム
  • 顔写真:森口 喜成
  • 森口 喜成

    准教授

    担当講義:
    森林遺伝育種学、育林系演習及び実習など

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グリーティング

森林遺伝学および林木育種学が専門です。林木育種学は樹木の品種改良や種苗生産などに関わる学問分野、森林遺伝学は森林を構成する植物の遺伝的な特徴(遺伝的多様性や花粉の動きなど)をDNA解析で明らかにし、その結果を森林の管理や保全に応用する学問分野です。当研究室の研究に興味がある学生のみなさんの訪問、見学を歓迎します。

研究分野・テーマ
1.無花粉スギの普及に向けた研究
スギ花粉症対策として、花粉を飛ばさない雄性不稔個体(無花粉スギ)の普及拡大が期待されています。無花粉スギの花粉崩壊過程の顕微鏡観察、無花粉スギを判定するDNA解析手法の開発、DNA解析を用いた無花粉スギ育種素材の早期選抜など、無花粉スギの普及に向けた様々な研究を行っています。

  • 花粉症を引き起こすスギの花粉飛散
    花粉症を引き起こすスギの花粉飛散
  • 花粉飛散期のスギ雄花<br />(左:正常、右:無花粉スギ)
    花粉飛散期のスギ雄花
    (左:正常、右:無花粉スギ)
  • 雄性不稔遺伝子をもつ個体のDNA識別
    雄性不稔遺伝子をもつ個体のDNA識別
  • スギの雄花の光学顕微鏡画像
    スギの雄花の光学顕微鏡画像
  • 無花粉スギ(右)と正常(左)スギの雄花の電子顕微鏡画像
    無花粉スギ(右)と正常(左)スギの雄花の電子顕微鏡画像

2.針葉樹採種園の遺伝的管理に向けた研究
針葉樹の造林用種子は、遺伝的に優れた個体(精英樹)が集植された採種園と呼ばれる樹木園で生産されます。採種園産種子のDNA解析の結果に基づき、遺伝的に優れた造林用種子を効率的に生産することのできる採種園について研究を行っています。

  • 造林用の種子生産を行うスギミニチュア採種園
    造林用の種子生産を行うスギミニチュア採種園
  • 左:カラマツ属の採種園では作業車で種子を採取<br />右:球果
    左:カラマツ属の採種園では作業車で種子を採取
    右:球果
  • グイマツ×カラマツ雑種採種園で生産される種子が雑種かどうかをDNA解析で判定
    グイマツ×カラマツ雑種採種園で生産される種子が雑種かどうかをDNA解析で判定

3.植物集団の生態遺伝学的研究
「生態系」や「種」と同様に「遺伝子」にも着目して植物集団を保全・管理していく必要があります。植物集団の遺伝的多様性や遺伝的地域性などの遺伝的な特徴を明らかにする研究を行っています。

  • 白い毛に覆われた葉が特徴的な海浜植物シロヨモギ
    白い毛に覆われた葉が特徴的な海浜植物シロヨモギ
  • 爽快感のある芳香をもつ落葉広葉樹クロモジ
    爽快感のある芳香をもつ落葉広葉樹クロモジ
  • 大迫力の天然スギ
    大迫力の天然スギ
研究業績・略歴
アルバム
  • DNA実験の様子
    DNA実験の様子
  • 海岸林での野外調査
    海岸林での野外調査
  • フィールドでの袋掛け試験
    フィールドでの袋掛け試験
  • 人工交配で作出したスギ苗の育成
    人工交配で作出したスギ苗の育成
  • オープンキャンパスで研究説明
    オープンキャンパスで研究説明
リンク

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